九州のムラでは、昨年度から熊本県菊池市でグリーンツーリズム立上げのお手伝いをしています。
菊池市は、中世平安時代から室町時代にかけ、九州一圓をその支配下に置いたとされる豪族「菊池一族」の本拠地として、また菊池温泉でも有名な場所。最近では、NHKの大河ファンタジー「精霊の守り人」のロケ地としても注目を集めそうです。
今回はその菊池市の中でも農村部をフィールドに、民泊を含めたグリーンツーリズムの立上げのご相談があり取組みを開始しました。
まずは地元の実践者を募るところから。
有機農法の達人のご夫婦、実家を交流拠点にしたいと改装され活動しているご夫婦、観光ガイドをしながら地域活性をしたいと考えておられるご夫婦、そして、聖護寺のご住職さんや地元のお母さんたちが中心となり、まずは一度、来訪者を受入れてみようとモニターツアーを実施することに。
聖護寺さんは外国人僧の研修寺にもなっていることもあり、また「ムラにインバウンド」プロジェクトの一環として今回は外国人モニターを対象として実施。
日本に住んでいるポーランド人、イタリア人、ドイツ人、フランス人、カナダ人、インドネシア人、そして中国からと7カ国7人のモニターさんを受入。
菊池一族の歴史を学んだり
有機農園で収穫体験をしたり
夕食づくりを体験したり
弓道体験をしたり
禅寺の聖護寺さんでは座禅や精進料理体験をと、地域にあるコンテンツを体験して頂きました。
まずは地元の方に「できる」という自信を持って頂く事からスタート。
地元の方のやる気を大切に、次のステップへ繋げたいと考えています。 ヤス