[ムラ暮らしインターン2025] 1,000人が笑う村・宮崎県西米良村で、農家さんのお手伝いをしながら過ごす2泊3日

地方への移住やワーキングホリデーに関心のある方へ。農作業を手伝いながら、地元の方との交流や地域文化も楽しめる、2泊3日の田舎暮らし体験をしてみませんか?

【実施日

事前オンライン打合せ:2025年11月19日(火)19時~

現地研修:2025年12月5日(金)~12月7日(日2泊3日

日本型ワーキングホリデー制度の発祥地・宮崎県西米良村

宮崎県西米良村は人口約1,000人の小さな村ですが、1998年(平成10年)から全国に先駆けて「西米良型ワーキングホリデー制度」を開始するなど、都市農村交流にも積極的に取り組んでいます。

西米良型ワーキングホリデー制度は、都市と山村の互いのニーズを満足させる交流制度としてスタート。人手が足りない時期に、農家さんのお手伝いをしながら村に滞在し、地元の方との交流や自然体験も楽しめて、農家さんも助かる――そんな“お互いにうれしい”のが西米良のワーキングホリデーです。「農業を体験してみたい」、「田舎暮らしに触れてみたい」という方や、地域の仕事を手伝いながら滞在し、観光とは違う“暮らしに近い旅”を楽しみたい方にオススメです。

今回は西米良村で柚子農家さんのお手伝いや地元の方々と交流していただき、西米良型ワーキングホリデーの仕組みづくりのご意見も頂きたいと思っています。滞在時のサポートや農作業のお手伝い内容、地元の方との交流の仕方など、参加者も地元の方も笑顔になる仕組みづくりを一緒に作ってください!

受入れ拠点となる 【おがわ作小屋村】

受入れ拠点となるのは令和の桃源郷ともいわれる西米良村の小川地区。村の中心部から車で約40分程かかりますが、一ツ瀬川の支流・小川川を遡っていくと、まるで昔話の舞台に迷い込んだような、のどかな美しい景色が迎えてくれます。緑深い山と清流に囲まれた場所に茅葺屋根の【おがわ作小屋村】はあり、飲食店や売店の他、宿泊施設が備えられています。

こちらで有名なのは、地元のお母さんたちが手作りしている「おがわ四季御膳」。小さな小皿に椎茸や筍、こんにゃくなど、16種の田舎の味が楽しめ、お重の蓋を開けた途端、笑顔がこぼれてしまいます。

【経験できること】

・収穫シーズン真っ盛りの「柚子」収穫のお手伝い
・地元のお母さんから柚子こしょうや、田舎こんにゃく、豆腐づくりなど田舎料理づくりを学べる
・地元の方や移住者との触れ合いから、農業や暮らしについて直接話が聞ける
・ワーキングホリデー、ワークエクスチェンジなどの仕組みづくりに携わえる
・豊かな自然の中でリアルな田舎暮らしを体験できる

主に柚子収穫のお手伝いをします
天空の柚子畑が広がる西米良村は、柚子の産地としても有名です
作った柚子こしょうはお土産としてお持ち帰り♪
お母さんたちと田舎料理づくり体験にも挑戦
西米良の民話を語り部さんから聴けます
300年以上の歴史を持つ米良神楽の練習見学もできます
早起きの特権!天包山(あまつつみやま)からの雲海。まさに神話の里を象徴する風景に出会えます
【滞在時スケジュール】
○事前オンライン打合せ  2025年11月17日(月)19時~
オンラインで事前に受入れ先と打合せを行います。滞在中に気を付けることなど不安に思うことは事前にどんどん質問してください。

○滞在時スケジュール<20215年12月5日(金)~12月7日(日)>
[初日:12月5日(金)]
14:00 集合・オリエンテーション[場所:おがわ作小屋村]
    ※送迎を希望される場合は12:00までに宮崎空港にお越しください
18:00~ 懇親会
    -地元の方、移住者や新規就農者との交流
    -語り部さんによる西米良の民話

[2日目:12月6日(土)]
7:00~ 雲海見学(天候がよければ)
9:00~ 農作業・農家さん見学
    -柚子収穫のお手伝い
    -カラーピーマン農家さん見学
※途中、1時間はお昼休憩
15:00~ 田舎料理づくり
    -柚子こしょうづくり
    -豆腐づくり、こんにゃくづくりなど「おがわ四季御膳」づくりにチャレンジ
19:00~ 300年以上続く神楽の練習場を見学

[最終日:12月7日(日)]
9:00~  振返り・意見交換
11:00~ 村内見学
     -菊池記念館、かりこぼーず大橋、西米良温泉ゆた~となど
12:00~ 川の駅百菜屋名物「しいたけ南蛮」でランチ
13:30頃 解散

※スケジュールは変更になる場合もございますのでご了承ください
【現地でお世話してくれる方々】
滞在拠点となる「おがわ作小屋村」の上米良秀俊さん・省吾さん親子。農業サポートはUターンで新規就農をした黒木元太さん、お料理は地元のお料理上手なお母さんたちが皆さんのお世話をしてくださいます。
おがわ作小屋村の上米良秀俊さん・省吾さん。気さくな人柄なので知りたいことや不安なことがあったら何でも相談してみて
Uターンで新規就農し、柚子を栽培している黒木元太さん。
一緒に農作業してくれる方を募集中!
おがわ作小屋村でお料理の腕を振るう地元のお母さんたち。滞在中のお食事づくりも一緒にしてくださいます
【募集要項】
[募集人数] 最大7名

[参加条件]
・農業に関心のある方(経験は不問です!)
・ワーキングホリデーやワークエクスチェンジに関心のある方
・地方への移住や多地域居住に関心のある方
・2泊3日の現地滞在、事前オンライン打合せに参加いただける方
※学生応募可 ※概ね60歳くらいまで。日本国籍に限る
※西米良村以外の県内・県外の過疎地域でない自治体在住者、三大都市圏または政令指定都市内の在住者を特に希望します。

[応募締切り]
2025年11月10日(月)
※応募状況によって締切が早まる場合もございます。お申込はお早めに!
参加費

 無料

※現地までの交通費は参加者負担になります。
※滞在時の宿泊費・食費は受入先が提供します。但し食事時のアルコールやお菓子などは自己負担となります。

【必要なもの】

・作業時に着る、汚れてもよい服(畑作業時は長袖・長ズボン、動きやすい靴を着用ください)
・帽子、水筒
・着替え、タオル、洗面具(歯ブラシ)など

<プラスα>

・屋外での畑作業にもひるまない体力
・なにより田舎暮らし・農業への関心があればOKです♪

宿泊について

宿泊は「おがわ作小屋村」内の宿泊棟(コテージ・和室)での宿泊になります(相部屋・男女別)
バス・トイレ付。エアコン完備。フリーWi-Fi・作業テーブルもありますので、リモートで仕事や勉強もできる環境も揃ってます。
おがわ作小屋村(HP

宿泊は和室のお部屋に2~3人ずつの相部屋となります
コテージには縁側もあり、ここから眺める星空も綺麗ですよ
アクセスについて

・公共交通機関でお越しの場合
宮崎空港までお越しください。車でお迎えに上がります!

・自家用車でお越しの場合
おがわ作小屋村(宮崎県児湯郡西米良村大字小川254番地)」にお越しください。(アクセス>>コチラ
※滞在中は宿泊施設の駐車場をご利用いただけます。

【西米良村のご紹介】

西米良村は宮崎県の中央西部、熊本県との県境にある、人口約1,000人の小さな村。面積の約96%は山林で、村の真ん中を一ツ瀬川が流れています。都会のような便利さはありませんが、「1000人が笑う村」のキャッチフレーズのように、子どもからお年寄りまで、みんな元気に笑顔で暮らしているのどかな場所。

村には日本神話のイワナガヒメの伝説が残り、地名の「西米良村」は、イワナガヒメが小川地区に暮らし、自ら農耕に励み常に豊作であったので、ヨネヨシヨネヨシ(米良)と言って喜んだことから、米良の地名ができたとも伝わっています。

【心のきれいな人しか見えない カリコボース

「カリコボーズ」とは、村に伝わる精霊(守り神)のこと。春の彼岸から秋の彼岸までは「水の神」、秋の彼岸から春の彼岸までは「山の神」とされていて、心のきれいな人にしか見えないとか。村の公式イメージキャラクター「カリコボーズのホイホイくん」のモデルにもなっています。

西米良村に伝わる多くの民話のモチーフにもなっているほか、最近では週刊スピリッツに『山人が語る不思議な話 山怪』でも紹介されてますよ。

地元民も愛する【しいたけ南蛮】
宮崎といえば「チキン南蛮」が有名ですが、ココ西米良に来たなら一度は食べて欲しいのが「川の駅 百菜(歳)屋」さんの「しいたけ南蛮」。村で栽培された肉厚の椎茸をチキン南蛮のように揚げて、オリジナルのタルタルソースで戴きます。椎茸の歯ごたえも充分で、とってもジューシー。地元でもファンの多い一品です。最終日のランチはこちらに寄る予定ですので、ぜひ皆さんも召し上がってくださいね♪

【ムラ暮らしインターンとは】

コロナ禍の中、新たなライフスタイルや働き方が注目される中、地方への“移住”も一つの選択肢として注目を高めるようになりました。ただ田舎暮らしに興味はあっても、「いきなり知らない場所へ行って暮らすのはハードルが高い」のが現実ではないでしょうか。

私たちは日本の農村漁村=ムラを訪れ、農家や漁師が暮らすお宅や古民家に泊まり、ムラでとれた旬な食材を味わい、地域ならではの様々な体験を通じてその地に暮らす人々との交流を楽しむ“ムラたび”を広める活動をしていますが、旅の一歩先の“観光と移住のあいだ”、“もう一歩、地域に入り込む経験”をしたいという方が増えていることを実感し、今回、地方で働く・暮らすのリアルな生活が経験できるお試し体験ができる【ムラ暮らしインターン】を企画し実施する事にしました。

移住をするにも「働く場」がなくては生活が出来ません。新しい生活環境への「暮らし」をしながら、新しい「仕事」に慣れるのも、色々と考えることが多く、即断出来ない方も多いようです。まずは農家さんらと一緒に働きながら田舎暮らしを経験することで、地方への“移住”をイメージしてもらえればと考えています。


		
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