2021年12月、福岡県八女市立花町で「ムラ暮らしインターン」が開催されました。その様子を動画と写真でレポートいたします!
(※ムラ暮らしインターンは、田舎暮らしや就農希望者に関心の高い方々に「農山・漁村を知ってもらう」ことで、将来的に農山漁村で農林水産業に就業するためのきっかけづくりを行うプロジェクトです。)
▼“福岡県八女市立花町”ってこんなとこ
熊本県と福岡県の県境に位置する八女市。八女地方で生産されるお茶は高級玉露として全国でも有名で、全国茶品評会で20年連続で農林水産大臣賞と産地賞を獲得しています。八女福島地区には城下町の面影を残す町並みが残っており、製ろう・酒造・和紙・製茶など諸産業の会所・問屋が多かったこともあり、大規模な古い瓦葺・妻入の町家が建築が並んでいます。現在はこれらの歴史的建造物の維持活用のため移住者らも入り、セレクトショップやカフェ、ゲストハウスなどに利用されています。
▼現地パートナー
「母の膳推進協議会」
農業や農家民宿、食に携わる20-80代の幅広いメンバーが、四季を感じる暮らしや食の愉しみを分かち合いたいと活動している団体。収穫体験・田舎料理やおやつづくり・味噌づくりをはじめ、しめ縄づくりなどの田舎体験などを提供されています。
▼八女市での”ムラ暮らし”体験
収穫シーズン真っ盛りの時期に、みかん農家さんのお手伝いをしながら里山暮らしを体験。雨の日はハウス栽培でトマトを栽培されている農家さんでの研修も行いながら、農業を生業にするということ、地方で暮らすということを体験して頂きました。
▼参加者コメント
参加者の皆さんからはたくさんの感想をいただきました!
仕事の魅力、地域の魅力、一部ですがご紹介します。
【仕事の魅力】
・食材となる食物に興味があるので、出荷されずに多くのみかんが廃棄される事を知り、これだけの手間をかけて、もったいないと感じました。先代のみかんの木に対する思いなども聞かせて頂き、商売もだけど、農業も又、いろんな思いをかけていくことによって、いろんな発展があると思う気がしました。
・製品の魅力を知り、関東にはない品種の美味しさに気付きました。生産者の方の新しい品種に挑戦するお話を聞いて、成功した時の喜びや苦労も知ることが出来ました。
【全体的な感想・学べたこと】
・出会った人々との会話を通して、その人達の人生を知れたことが大きな収穫です。地元の食材を使って料理をしたり、畑の中で育ったものを使うアイデアなども湧いてきました。
・研修パートナーの皆さん、農家さん、地域の方など、みなさんが親切で、気持ちの良い方ばかりでした。八女が好きになりました。
・地元のお母さんが元気で、食べものが美味しかったこと。最後のしめ縄作りが楽しく、おそばが美味しくて、家でも作ろうと思います。