和歌山県由良町
海の見える段々畑で農家さんに学ぶ6泊7日間
新たなライフスタイルや働き方が注目され地方への“移住”も選択肢の1つとして注目を集めています。ただ興味はある一方で「いきなり知らない土地で暮らすのはハードルが高い」のが事実。
一般社団法人九州のムラでは、日本の農村漁村=ムラを訪れ、農家や漁師が暮らすお宅や古民家に泊まり、ムラでとれた食を味わい、様々な体験を通じ人々との交流を楽しむ“ムラたび”を広める活動をしています。その中で旅の一歩先の「観光と移住のあいだ」「もう一歩、地域に入り込む経験」を望む声が増えていること実感し、今回、「地方で働く・暮らす」のリアルな体験ができる【ムラ暮らしインターン】を企画しました。
移住と「働く場」はセットです。しかし新しい生活環境で「暮らし」ながら、新しい「仕事」に慣れることは大変なことも多く、即断できない方も多いです。
【ムラ暮らしインターン】を通じ、まずは6泊7日の短期期間に働きながら田舎暮らしを経験することで、地方への“移住”をイメージしてもらえればと考えています。
ムラ暮らしインターンは西日本を中心に13か所で実施いたしました。
参加者の皆さんは、各地域の土地や人の魅力に触れ、自然、体験、交流を通じ、自分らしいライフスタイル、生き方を見つけていきました。
ムラ(地方)においては、人口減少や高齢化が依然として深刻な課題です。防災や生活・行政サービス、社会インフラの低下に加え、地域の文化の伝承や自然資源の維持が困難になり、持続可能な暮らしが出来なくなるといった危険も孕んでいます。
そこで、インターンシップを軸にムラを応援しようと立ち上がったのが「ムラの応援団」。
あなたに出来る「応援」のスタイルは様々です。
まずは、その土地の魅力を知るところから。どんな特産品があるのか?買ってみるもよし。
どんな土地なのか、その場所の空気を知るために行ってみるもよし。どんな人がいるのか、話してみるもよし。どんな働き方があるのか体験してみるもよし。
大好きなその土地はまるで第二の故郷のようになるでしょう。そしてその先には住むという選択肢もあるかもしれません。