【ムラ暮らしインターン】広大な草原で馬に学ぶ信頼関係の築き方(熊本県阿蘇市)

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熊本県阿蘇市行われた「ムラ暮らしインターン」の様子を動画と写真でレポートいたします!

(※ムラ暮らしインターンは、田舎暮らしや就農希望者に関心の高い方々に「農山・漁村を知ってもらう」ことで、将来的に農山漁村で農林水産業に就業するためのきっかけづくりを行うプロジェクトです。)

 

▼動画で見る熊本県阿蘇市の「ムラ暮らしインターン」

 

▼“熊本県阿蘇市”ってこんなとこ

今回研修が行われた阿蘇市は、外輪山を含む阿蘇カルデラの北半分を占め、市の大部分は「阿蘇くじゅう国立公園」に指定され、豊かな自然に恵まれています。阿蘇の最も特徴的な景観はなんと言っても広大な草原です。草原は観光客にも人気ですが、地元では牛馬の放牧の場として昔から活用されてきました。草原でのびのびと草を食んで育った阿蘇のあか牛は、ヘルシーで全国的にも人気です。

 

▼現地パートナー
「有限会社梅木観光 夢・大地グリーンバレー」

今回の研修先は、阿蘇北外輪山にある草原で馬を育て、本格的な乗馬体験を実施している牧場で、その広さは東京ドーム約32個分もあります。牧場の人気は、単なる乗馬体験ではなく、馬との触れ合いで訪れた方が精神的な癒しを得る「ホースセラピー」。今回の研修でも、放牧や馬の世話等はもちろんですが、人と馬が信頼関係を育み、人と馬、人と人とが円滑なコミュニケーションを出来るようになる研修を行っていただきました。

 

▼研修内容

牧場オーナー夫妻の指導のもと、広大な草原のなかで放牧されている馬へのブラッシング、餌やり、鞍載せ、厩舎清掃等の馬の世話を基本に体験いただきました。また、言葉を持たない馬や、様々な牧野関係者とのコミュニケーションを学び、農村のなかで夢を一つひとつ具現化していくプロセスについても触れていただきました。

・馬のブラッシング
まずは、体に触れることが動物とのコミュニケーションの第一歩。ブラッシングをしながら、空いた手で馬をなでてあげるようにしてあげることがポイントだとか。大人の馬は、人間にすると5歳くらいの知能があり、ちゃんと相手を見分けているそうで、最初は恐る恐るだった研修生も、まずは触ってみると不思議と笑顔が生まれていました。

・厩舎清掃
厩舎は馬の住まいで、夜の間に敷きワラが汚れます。そのため、それを取り除いて床を掃除し、新しい敷きワラを敷き詰める作業が毎日必要になります。厩舎の床が不潔だと、馬がひづめの病気を発症する可能性があり、手を抜くことはできない重要な仕事です。かなりの重労働で、馬1頭分で1時間ほどかかりますが、今回の研修生は、皆さん工夫をしながら効率よく取り組んでくれました。

 

▼参加者コメント

・雄大な自然の中で労働する魅力を十分に感じることが出来たのと同時に、その自然の中で馬という動物と一緒に働く大変さも感じることが出来ました。受け入れ先の方々の暖かい人柄に触れることが出来たのが今回の一番の経験になりました。

・施設の方々の生き方、山奥での過ごし方や仕事を今回体験し、今後のためになった。自然や人里離れたのどかな、何もない景色の中で研修をさせていただいたことが凄く良かった。

・施設の方々のこれまでの人生の話を聞け、これからの自分の人生を決めていく助けになりました。動物との関係の築き方等、専門的なことに触れることが出来、本当に貴重な体験でした。

・食堂に集まる地域の人々の温かさに触れ、仕事を好きになっていき、「好き」を仕事にして生活をしていくと、その生活にあった知り合いや人生を共に出来る人との出会いが生まれるのだと思いました。研修先の方々からも良い話をたくさん聞くことができ、山奥だけれど仕事がそばにあり、ネット環境も揃っていて、不便なく生活されており、良い人生とは何かを考えることが出来ました。

・馬という繊細で管理が大変そうな仕事に対して、前向きに楽しんでいる様子を目の当たりにしたとき「何と素敵な生き方をされている人々だ」と思いました。オーナーから言われた「仕事とは心を使いながら臨めば自分自身が磨かれ豊かになる!」という言葉に凄く魅了されました。

 

▼受入先コメント

冬の寒い時期に、阿蘇の草原での研修は大変だったかと思いますが、皆さん弱音を吐くこともなく7日間、一生懸命に元気に活動してくれました。草原での本格的な乗馬は、観光客にとっては阿蘇の観光のハイライトですが、そのバックヤードの苦労、そして何よりも馬と人との信頼関係を学んでいただけたのではないでしょうか。この大地で夢を持ち続けながら、日々地道な活動を続けていくことが結果として夢の実現につながります。研修生の皆さんの今後の生き方に、少しでも参考になり、また阿蘇・夢大地に戻ってきてもらいたいです。

【ムラ暮らしインターン】自分の得意を活かした地域貢献の在り方(熊本県人吉市)

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2021年9月~2022年3月の約半年間行った、熊本県人吉市での「ムラ暮らしインターン」の様子を動画と写真でレポートいたします!

(※ムラ暮らしインターンは、田舎暮らしや就農希望者に関心の高い方々に「農山・漁村を知ってもらう」ことで、将来的に農山漁村で農林水産業に就業するためのきっかけづくりを行うプロジェクトです。)

 

▼動画で見る熊本県人吉市の「ムラ暮らしインターン」

 

▼“熊本県人吉市”ってこんなとこ

今回研修が行われた人吉市球磨地方は、三大急流・球磨川が流れる盆地で熊本県の南西部に位置します。このエリアは鎌倉時代から明治維新までの約700年にわたり領主相良氏が統治した土地で、 日本史上稀な「相良700年」と称され人吉球磨の文化の礎を築いたとして日本遺産にも認定されています。また民衆の手で守られた地域遺産「仏教美術」や、焼酎と遊びと民俗文化が息づく「暮らしと文化」などが有名な地域です。

球磨川沿いには、ホテル・旅館をはじめ、公衆温泉も数多くあり、天然温泉を気軽に楽しむことができます。それぞれに泉質や温度が違うため地元の人は自分好みのお湯を選んで入るとか。また、地元出身の漫画家・緑川ゆきさんが描く『夏目友人帳』には、人吉球磨をモデルとする描写も多く、全国からファンが聖地巡礼に訪れます。 

 

 

▼現地パートナー/(有)ひまわり亭

1998年、50代~70代の女性らの働く場として農村レストランを設立。地産地消の料理を提供し、食文化の継承や地域づくりに力を入れて活動をされていましたが、2020年7月の豪雨で被災。店舗も床上2mまで浸水しましたが、被災者支援のためのネットワークを立ち上げ被災直後から2020年12月末まで毎日炊出しを続け、やはり「“食”で地域に貢献したい」と、人吉球磨地域の農家民宿や地域で活躍する人・団体を応援する活動を行っています。

 

 

 

▼研修内容

9月~3月迄の約半年間、月に1回、1泊2日~2泊3日間、地域に滞在し研修を行うプロジェクト型の研修を実施。「地域貢献を実践型で学ぶ」をテーマに、参加者らのスキルも活かした情報発信を実践していきました。受入地域はインターネットやデジタルツールを活用した情報発信、販売チャネルの構築運営等に携わる人材が不足していることから、将来的に農山漁村での新たなビジネス展開へと繋げる人材を創出することも目的です。地域の課題に対し、「プロボノ」や「兼業・副業」で応援することに関心を持っている3名に参加頂き、それぞれの持つマーケティング、動画撮影・編集、レシピ開発などのスキルを活かして、Youtube、Instagram、TikTok等で地域の魅力を取材・編集し発信していきました。

 

【研修スケジュール】
8月 オンライン事前研修(現地パートナー顔合わせ、地域の課題共有など)
9月~1月 現地研修(現地踏査、取材・インタビュー 動画編集)
人吉球磨の農家民宿家庭の魅力を発信
郷土料理、郷土の家庭料理の魅力を発信
2月 オンライン事後研修
3月 振返り、事業検証
ボランティア活動:仮設住宅への訪問

 

 

 

▼参加者コメント

参加者の皆さんからはたくさんの感想をいただきました!

・熊本出身ですが、熊本が大好きで、いつかは熊本に戻ってきたいし、多くの人に熊本を好きになってもらいたくてしょうがないんです。それで今回も応募しました。今回の研修を通じて、もっと熊本のことを知ってもらうために活動したいと改めて思いました。

・最初は農泊って、そのお家に行ってごはんを食べて話を聞いて帰るもの、と思ってたのですが、今回初めて農家民宿に宿泊し、民宿のお母さんから心からのおもてなしを受け、その地域や家庭で伝わってきた郷土料理を食べることができて、本当に感動しました。ああ、農泊ってこんなに素晴らしいものなんだと思いました。

 

▼受入先のコメント

「食を通して、人と人が繋がる喜びや、食の持つ無限の可能性を伝えたい」という思いから、今回の研修を行いました。その食の魅力を伝える場のひとつが、人吉球磨地域では「農家民宿」でもあります。農泊が都会の人たちをもっと地方に誘う要因となり、疲れている人やストレスが溜まっている人たちが定期的に第2のふるさとのように訪れ、互いに「ただいま」「お帰り」と言えるような空間と食と心のおもてなしを提供したいと考え、人吉球磨地域の農泊はスタートしました。しかし、このコロナ禍と災害の影響で訪れる人も、また地元で農家民宿を運営している家庭も減ってきています。それをなんとかしたいと、今回は実践型で農家民宿の特徴や魅力、また地域にある暮らしや食の文化を発信していくことで地域づくりを実践していく体験をして頂けたのではないでしょうか。
また一緒に先の水害で被災された方々が未だ暮らされている仮設受託にも一緒に行って頂きましたが、皆さんそれぞれが「本当の復興とは何か」を考え、実行して頂くきっかけになれば幸いです。

【ムラ暮らしインターン】漁師町でマルチワーカーとして暮らす6泊7日間(熊本県天草市)

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熊本県天草市行われた「ムラ暮らしインターン」の様子を動画と写真でレポートいたします!

(※ムラ暮らしインターンは、田舎暮らしや就農希望者に関心の高い方々に「農山・漁村を知ってもらう」ことで、将来的に農山漁村で農林水産業に就業するためのきっかけづくりを行うプロジェクトです。) 

 

動画で見る熊本県天草市の「ムラ暮らしインターン」

 

▼“熊本県天草市”ってこんなとこ

熊本駅から車で約2時間。東シナ海に面した天草市でも最南端に位置する魚貫町が研修の舞台です。国立公園やジオパークに指定された美しい自然景観や世界文化遺産に指定された潜伏キリシタン関連遺産などの名所も多くあります。温暖な気候を生かした農業と漁業のほか、透明度が高く風光明媚な海を活かしたカヤックやSUP(スタンドアップパドルボード)などのアクティビティも盛んです。

 

 

 

▼現地パートナー
「天草レストハウス結乃里」

魚貫町でも特に風光明媚な岬の先端にある自然学校「天草レストハウス結乃里」が今回の研修拠点。研修生には、オーシャンビューのレストハウスに滞在しながら宿泊施設の運営管理やマリンアクティビティガイド、フットパス等の観光ガイドの体験して頂いた他、集落の方々の指導のもとで漁業や農業等の実体験にも参加いただき、まさにマルチタスクなムラの暮らしを経験して頂きました。

 

▼天草市でのムラ暮らし体験

今回のムラ暮らし体験は、農業、漁業、宿泊業、ガイド業と多岐に渡りました。というのも魚貫崎で生計を立てていくには、一つの生業だけではなく、季節や天候に応じて様々な生業を兼務できるスキルが求められるからです。格好良く言うと晴耕雨読的な暮らしですが、様々な分野の知識やノウハウが必要な厳しさも実感して頂けたのではないでしょうか。

 

・漁業研修
魚貫町で地区の区長を務める漁師歴20年の大西さんの指導のもと、未だ真っ暗な早朝の海に船で繰り出し、網の仕掛け、漁獲、水揚げ・出荷、網の手入れなどを実際に指導いただきました。自分達で獲った魚を市場に出荷し、競りにかけられる様子を目の当たりにでき、漁業で生計を立てる喜びと厳しさを体感していただきました。

 

・宿泊業研修
宿泊業の実地体験として、部屋や共用スペース等の清掃作業を行っていただきましたが、最も指導いただいたのは、ムラのなかでの宿泊業のあり方です。「宿泊業は地元の人との関係を大事にしないと成り立たない。約束を守ることと継続すること。地元の人に利益を提供することが重要」との代表の言葉に、研修生も宿泊業の奥深さを感じていました。

 

 

 

▼参加者コメント

・1日1日の生活が「生きること」につながっていて、都市部にはない自然と葛藤するとともに、時間があれば地域の手伝いをしていくことで、自分自身ではない誰かのためにと思い、周りとの協力で生活が出来ている。難しくもありながら自分自身が成長できる仕事だと思いました。趣味を楽しみながら、自分が楽しむのを周りに与える仕事ではないでしょうか。

・本当に自然のままでの生活が出来て、山・海がすぐ近くにありリラックスできました。今後の自分の仕事にこの地域を活用できることがわかったので、取り組んでいきたいと思います。このような場所でも地元の方は不自由さを見せずに全体で物事をやる姿や、みんなが家族のような関係性みたいなのがとても印象に残りました。

・漁船の研修で朝4時から船に集まって網の入れ込みをして海に出たり、その後セリ市場へ行って、その様子を生で見せてもらったことは特に印象的です。テレビでしか見たことがなかったので、とても良い経験になりました。農業の面では実際に自分たちで土地を耕して苗を植えたり、手入れをできたことも楽しかったです。自分たちの力で自給自足をしている姿を見ることができ、とても勉強になりました。

・SUP体験を初めて経験して、楽しいだけでなく色々なことを勉強しました。漁師体験の際は、船舶免許をもっていたので舵をとらせてもらえたりと、ただの体験におさまらない「仕事としてどう感じるか」を主とした体験プログラムは、かなり身になります。そして今後のことを考えるきっかけになると思います。何よりムラの人達が、コロナ禍の中でもとても優しく、快く受入れてくださったことが本当に嬉しかったです。孫みたいに思っているといわれたことが忘れられません。将来のことは未だ考えがつかないけれど、遊びや地域の人たちに会いに来るという目的では、必ず来たいと思いました。 

 

▼受入先コメント

過疎化・高齢化が著しい当集落に、都会に暮らす若者(40歳代・50歳代の方々も当地では若者です)が、1週間もの間、滞在し、集落の様々な方々と研修活動に取り組んでいただいたことで、大いに元気をいただきました。当集落では、漁業や宿泊業など一つの仕事だけで生計を立てていくことは容易ではありません。今回の研修を通して、様々な生業を掛け持ちしながら、この大自然のなかで自分らしい暮らしをしていく方法を感じていただけたら幸いです。いつでも部屋は空いていますので、研修生の皆さんと近いうちにお会いするのを楽しみにしています。

 

【報告レポート】農業を生業に。里山で暮らすということ(福岡県八女市)

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2021年12月、福岡県八女市立花町で「ムラ暮らしインターン」が開催されました。その様子を動画と写真でレポートいたします!

(※ムラ暮らしインターンは、田舎暮らしや就農希望者に関心の高い方々に「農山・漁村を知ってもらう」ことで、将来的に農山漁村で農林水産業に就業するためのきっかけづくりを行うプロジェクトです。)

 

▼“福岡県八女市立花町”ってこんなとこ

熊本県と福岡県の県境に位置する八女市。八女地方で生産されるお茶は高級玉露として全国でも有名で、全国茶品評会で20年連続で農林水産大臣賞と産地賞を獲得しています。八女福島地区には城下町の面影を残す町並みが残っており、製ろう・酒造・和紙・製茶など諸産業の会所・問屋が多かったこともあり、大規模な古い瓦葺・妻入の町家が建築が並んでいます。現在はこれらの歴史的建造物の維持活用のため移住者らも入り、セレクトショップやカフェ、ゲストハウスなどに利用されています。


 
 

▼現地パートナー
「母の膳推進協議会」

農業や農家民宿、食に携わる20-80代の幅広いメンバーが、四季を感じる暮らしや食の愉しみを分かち合いたいと活動している団体。収穫体験・田舎料理やおやつづくり・味噌づくりをはじめ、しめ縄づくりなどの田舎体験などを提供されています。


 

▼八女市での”ムラ暮らし”体験

収穫シーズン真っ盛りの時期に、みかん農家さんのお手伝いをしながら里山暮らしを体験。雨の日はハウス栽培でトマトを栽培されている農家さんでの研修も行いながら、農業を生業にするということ、地方で暮らすということを体験して頂きました。


 

▼参加者コメント

参加者の皆さんからはたくさんの感想をいただきました!
仕事の魅力、地域の魅力、一部ですがご紹介します。

【仕事の魅力】
・食材となる食物に興味があるので、出荷されずに多くのみかんが廃棄される事を知り、これだけの手間をかけて、もったいないと感じました。先代のみかんの木に対する思いなども聞かせて頂き、商売もだけど、農業も又、いろんな思いをかけていくことによって、いろんな発展があると思う気がしました。

・製品の魅力を知り、関東にはない品種の美味しさに気付きました。生産者の方の新しい品種に挑戦するお話を聞いて、成功した時の喜びや苦労も知ることが出来ました。

【全体的な感想・学べたこと】
・出会った人々との会話を通して、その人達の人生を知れたことが大きな収穫です。地元の食材を使って料理をしたり、畑の中で育ったものを使うアイデアなども湧いてきました。

・研修パートナーの皆さん、農家さん、地域の方など、みなさんが親切で、気持ちの良い方ばかりでした。八女が好きになりました。

・地元のお母さんが元気で、食べものが美味しかったこと。最後のしめ縄作りが楽しく、おそばが美味しくて、家でも作ろうと思います。

【報告レポート】複数の生業を持つ半農半X(エックス)という暮らし方(大分県安心院町)

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2021年11月、大分県宇佐市安心院町で「ムラ暮らしインターン」が開催されました。その様子を動画と写真でレポートいたします!

(※ムラ暮らしインターンは、田舎暮らしや就農希望者に関心の高い方々に「農山・漁村を知ってもらう」ことで、将来的に農山漁村で農林水産業に就業するためのきっかけづくりを行うプロジェクトです。) 

 

▼動画で見る安心院町の「ムラ暮らしインターン」

 

▼“大分県宇佐市安心院町”ってこんなとこ

今回研修が行われた大分県宇佐市安心院町は3つの発祥の地と言われています。
1つ目は「お神輿発祥の地」。西暦749年の東大寺の大仏殿が出来た際、宇佐八幡神が東大寺に招かれた時に神輿(みこし)を仕立てて八幡様を東大寺にお連れしたことから、神輿(みこし)の起源と云われています。
2つ目は「唐揚げ発祥の地」。全国でブームを巻き起こしているB級グルメ「からあげ」。この「からあげ」発祥の起源は、宇佐市の中華料理店「来々軒」と言われているとか。各店舗によって秘伝のオリジナルのタレがあるのも特徴的です。
最後の3つ目は「農村民泊発祥の地」。安心院は全国で初めて取り組み、都市と農村が交流するグリーンツーリズムの先駆けとして注目を集めています。今回の研修中も1泊は民泊家庭に宿泊いただき、地元の方との交流も深めていただきました。

 

 

 

▼現地パートナー
「(株)ドリームファーマーズJAPAN」

「農家のチカラで農村イノベーション」をミッションに、30-40代の地元ぶどう農家で立ち上げた会社で、地元の農産物をつかったドライフーズの加工・販売や、地元大学生と共同プロジェクト・農村ベース(BunDaiドリーム)を開校したり、カフェや販売所の運営の他、ニーヨークへも輸出しています。

 

 

▼研修内容

現地研修では、『これからは複数の収入源を持てる農業が重要』という宮田代表から農業を核とした農村でのビジネス展開についてを学びました。農業のこと、6次加工のこと、農村と観光との連携のことなどを幅広く学び、農村で半農半Xとして複数の生業を持つ必要性や可能性についての気づきを得ることができました。

 

 

▼参加者コメント

参加者の皆さんからはたくさんの感想をいただきました!
仕事の魅力、地域の魅力、一部ですがご紹介します。

 

【仕事の魅力】
・農業は自分の裁量が大きいことろが魅力だと感じます。努力だけではどうにもならないこともあると思いますが、地道な努力が身を結んだ瞬間に立ち会えたら、やりがいも感じるのだと思います。

・生産者である事。 ゼロから生み出し、その生産物を発信する事が出来る事

・鳥獣害対策の大変さにはビックリしました。でも、その大事さも知ることができました。農作業の事はまだ分からない事が多すぎてよく分からないですけど自然を感じながらやりがいのある仕事だと思います。

 

【この地域の魅力】
・最も魅力的だったのは農泊です。また、安心院に行くことがあるなら同じ家に泊まりたいです。

・農泊事業の楽しさや環境に魅力を感じました。

 

【全体的な感想・学べたこと】
・一番記憶に残っているのは杭打ち作業です。こんなにハードな仕事になるとは思いませんでしたが、終わった時の達成感は何者にも変え難いですね

・農業では人手や協力が必要不可欠だと改めて感じました。その土地での暮らしや仕事の話が聞けて、自分がどのように農業に関わっていくか再考するきっかけにもなりました。閑散期の仕事を実体験出来る、貴重な体験になりました。

・安心院の皆さんや研修に参加された皆さんと交流できたことが楽しかったです。参加したことで、農業がとても身近に感じることが出来、将来がひらけた気がします。きっかけをいただき、ありがとうございました。 

 

▼受入先のコメント

私たち(株)ドリームファーマーズJAPANは、半農半X というキーワードで事業を行っています。今回の研修では「半X」の部分を、地域の魅力を活かして、地元の方々と何か一緒にできるところがあればと企画。もともと安心院は農泊発祥の地。半農の部分は農業でもよいし、農泊でもよいし、ということだったので、「X」の部分を「農泊」として、研修生の方々にも体験していただきました。

10人規模のインターンは今回が初めてで、移動や段取りなど難しいところもありましたが、来てもらった人には良い町だと思ってもらいたいし、農業を好きになってもらいたいという思いで研修を行いました。何より安心院を選んで来てくださった方々なので。今回は閑散期の研修でしたので、また機会があれば収穫体験に来ていただきたいです。

【報告レポート】小さな林業という持続的森林経営を学ぶ(愛媛県内子町)

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2021年10月、愛媛県内子町で「ムラ暮らしインターン」が開催されました。その様子を動画と写真でレポートいたします!

※ムラ暮らしインターンは、田舎暮らしや就農希望者に関心の高い方々に「農山・漁村を知ってもらう」ことで、将来的に農山漁村で農林水産業に就業するためのきっかけづくりを行うプロジェクトです。

 

▼動画で見る内子町の「ムラ暮らしインターン」

 

▼“愛媛県内子町小田地区”ってこんなとこ

研修地は愛媛県内子町の中で林業が盛んな小田地区。愛媛県の中央部に位置し四国カルストにある景勝地として有名な「小田深山渓谷」や郷土料理で地元の名物「たらいうどん」が有名な場所です。小田深山渓谷は、新緑の時期や紅葉シーズンには、言葉では表現できないような様々な色が渓谷や山を染めることから、多くのカメラマンも訪れる撮影スポットにもなっています。

 

 

 

▼現地パートナー

2014年内子町の地域おこし協力隊として着任し、その後「ミカタスイッチ株式会社」を立ち上げた納堂邦弘さんと、内子町役場職員として小田地区で様々な方向から森林資源に携わる高本匡介さんが現地パートナーとしてインターンの皆さんをフォローしてくださいました。

 

 

 

 

▼林業研修

エコロジータウンを目指し、環境保全型の農業の推進や森づくり、バイオマス資源を中心とした再生可能エネルギーの導入に取組む内子町。小田地区で小規模林業を営む林家(りんか)さんのお手伝いをしながら、小さな林業”で注目される『自伐型林業』を実際に体験する他、『木こり市場』や『木材活用』などの現場視察を行いながら林業について学んでいただきました。

 

 

▼参加者からのコメント

実際に参加された方にお聞きした仕事の魅力、地域の魅力について一部ですがご紹介します!

 

【仕事の魅力】
・自然の中でその豊かさを実感しながら仕事ができること
・林業のよさを十分に発揮しているし、それがわかりやすかった
・1人、2人で施業を行う場合が多い自伐型林業はではあるが、(内子町は)仲間どうしで手伝い合うことが普段から行われ、地域のあり方として他地域からの手本になる

 

【地域の魅力】
・知らない人たちに対しても分けへだてなく、若者から年寄りまであいさつをしてくれる。都会にはない大きな魅力
・地域の人とのつながり。大自然に囲まれて生活できること
・地域の人の温かさ・ 木材を無駄にしない、という考え方

 

【全体的な感想・学べたこと】

・とても濃厚な1週間でたくさんの学びがありました。 地域活性化のために熱い思いをもった様々な人が各方向性で、それぞれの考え方で活動していることを学びました。林業についてはほぼ何も知らない状態で参加しましたし、自然環境についても知らないことが多く、改めて今回の経験で考えさせられることも多々ありました。 もっと勉強しなければという思いとともに、自分自身の仕事や人生への向き合い方をこれからどうしていきたいか、考えながら行動していくとても大きく重要な機会となったと思います。非常に楽しい研修でした。どうもありがとうございました。

・林業や田舎暮らしについて、頭の中に持っているイメージと実際に見て感じたことは全く異なるものでした。例えば、地域の方々との交流。これまでは周りに住んでいる人との関わりは限りなく0(ゼロ)でしたが、ここでは、すれ違う人みんなが挨拶をしていたり、困っていたらすぐに声をかけてくれたりと、日本古来の”あたたかさ”のようなものを受け取ることができました。一つ一つのことが自分にとって未知のことばかりでとても楽しい時間を過ごせました。

・全体として充実した一週間。 木質バイオマス発電所に元々興味があったので、実際に所内を見学することができ、今後就活をすすめる上で、大変参考になった。また、林家さんと一緒に作業する中で、林業の大変さや自伐林家の魅力、考え方を学ぶことができ、林業従事者に進まないとしても、将来的に役に立つ経験になったと思う。

・将来、国家公務員になりたく「地域」のあり方に関心があります。 ただ、「地域」といっても、そのアクターは多種多様で、その1つでも取り残さない考えが重要だと考えています。 その中で、自分自身林業に触れたことがなく、現状や問題点を実感・体験したいと思い、参加したこのインターンでしたが、林業が現在どのような状況にあるのか、林家さんが実際にどのように仕事を為されているのかなど、資料やデータからだけでは見えないものを見させていただきました。 特に記憶に残っていることとしては、クラフト工房でいただいた一言です。「バイオマス発電などで木を無駄なく使うという考え方は正しい。しかし、それは70~80年の時間を一瞬にして灰にしている。」ここには書けないほどの壮大な論点だと感じました。

 

▼受入先コメント

今回の研修を通し、受け入れ側として参加した林家さんや、宿泊などの生活面のフォローを行われた民宿の皆さん、地元の方々皆さんが「生きる力を頂いた」と言われるぐらいとても喜ばれていました。

林家の皆さんは高齢の方が多く、林業の衰退、後継者不足が課題となってます。そんな中、何十年と山で木を育てて山を生きがいに生活をされてきた林業者の皆さんが、なんとか林業への想いを伝えていきたいと感じられていること。しかし実際には後継者がいないので、そういった想いを伝えられないもどかしさがあるということを改めて感じました。今回は短い期間でありましたけど、ありったけの技術や、山への思い、愛を少しだけでも引き継ぐことができたという実感が林家さんにもあったのではないかと思います。

また、生活面でお世話いただいた民宿の皆さんも、コロナ渦で寂しい思いをされていましたが、この研修の一週間は皆さんとお話をしたりとても楽しく家族のような風景を見ることができました。最終日は名残惜しく、こんなに喜びを感じの研修は今までなかったじゃないかなというのが一番の感想です。

【報告レポート】老舗の温泉旅館で”仲居さん業”を学ぶ(熊本県人吉市)

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2021年11月、熊本県人吉市で「ムラ暮らしインターン」が開催されました。その様子を動画と写真でレポートいたします!

※ムラ暮らしインターンは、田舎暮らしや就農希望者に関心の高い方々に「農山・漁村を知ってもらう」ことで、将来的に農山漁村で農林水産業に就業するためのきっかけづくりを行うプロジェクトです。

 

▼動画で見る人吉市の「ムラ暮らしインターン」

 

▼“熊本県人吉市”ってこんなとこ

今回研修が行われた人吉市球磨地方は、三大急流・球磨川が流れる盆地で熊本県の南西部に位置します。このエリアは鎌倉時代から明治維新まで、約700年にわたり領主相良氏が統治した土地で、 日本史上稀な「相良700年」と称され人吉球磨の文化の礎を築いたとして日本遺産にも認定されています。また民衆の手で守られた地域遺産「仏教美術」や、焼酎と遊びと民俗文化が息づく「暮らしと文化」などが有名な地域です。

球磨川沿いには、ホテル・旅館をはじめ、公衆温泉も数多くあり、天然温泉を気軽に楽しむことができます。それぞれに泉質や温度が違うため地元の人は自分好みのお湯を選んで入るとか。また、地元出身の漫画家・緑川ゆきさんが描く『夏目友人帳』には、人吉球磨をモデルとする描写も多く、全国からファンが聖地巡礼に訪れます。

 

 

 

▼研修先/「人吉旅館」

今回の研修先は国登録有形文化財の「人吉旅館」で行われました。人吉旅館さんは2020年7月の豪雨災害により木造の建物は甚大な被害を受けましたが、人吉旅館の復興が人吉市の復興にも必ず繋がっていくと信じ、2021年10月1日より2階客室のみのプレオープンで再開。自慢の温泉は掛け流しの天然温泉で、「美人湯」としても人気の旅館です。

 

▼研修内容

研修は、人吉旅館さんで実際に温泉旅館の中居さんとしてのお仕事を経験して頂きました。朝食の準備・配膳、夕食の準備・配膳の他、お客様のお見送りまで。リアルな中居さん業務を行う1日約7時間の就業研修の他、地元で農家民宿を運営されている方との交流なども行ないました。

 

 

▼参加者コメント

参加者の皆さんからはたくさんの感想をいただきました!
仕事の魅力、地域の魅力、一部ですがご紹介します。

【仕事の魅力】
・飲食店でアルバイトをしていますが、同じ接客業でも旅館のおもてなしのありかたは全く違う、という印象を受けました。お仕事だから、という気持ちではなく、「ここを好きになってもらいたい」「楽しんでほしい」「来てくれてありがたい」という気持ちから動くことができるのは、この地域でのこの仕事だからこそだと思います。お客さまの近くで、地域の良さを直接的に伝えられるお仕事だなと思います。

・お客様との距離が近いため1人1人の方によいサービスを提供できると共に自分自身のコミュニケーション能力の向上や、心をこめて行う接客について学ぶことができました。自分自身で工夫をしながら接客できることや、直接お褒めの言葉も頂けるため、モチベーションを保って仕事ができるのだと実感しました。

 

【この地域の魅力】
・人吉という名前や旅館、地域のみなさんの言葉のとおり、「人」が本当に魅力的だと感じました。地元の方々が「何もないでしょう」と言いながら、この地域のことが大好きなのが伝わってきて、人々に愛されていると思います。隠れ里という表現がふさわしいような、水と食べもの、雰囲気であふれたところでした。

・何より、人も地域も環境も、すべてにおいて優しく暖かい空間が広がっていて、人とのつながりを感じることができました。歴史や文化も多様なため、知識も増やせます。自然も豊かで、川が美しい。夏目ファンには絶対に訪れてほしい。他の地域から来た方を心よく受け入れてくださる場所です。

 

【全体的な感想・学べたこと】
・人吉に来ることができて本当に良かったです。いつか来たい、という気持ちだけで、なかなか来ることが難しい地域だったので、今回の研修は大変貴重な機会でした。私は接客が好きでもフォーマルな接客?が多く、お客さまと沢山話すのは苦手でした。また日常でも心から交流することができなくて、何か距離を感じると言われることが多く悩むこともあったのですが、今回、そんなに気張らず人と話しても大丈夫だと感じることができて、私なりに心から交流を楽しむことが出来ました。一緒に働いた方から学んだり、元気づけられることもあり、社会人になる前に参加できて良かったです。ありがとうございました!

・人吉旅館で仲居さんのお仕事を通じて、地方での旅館の仕事が大変であることを身を持って感じました。食事の配膳のみではなく、人数が少ないとベッドメイキングなど他の仕事も行わなければならないため重労働な仕事です。しかし、お客様1人1人のことを考えて「おもてなし」の心を中心に、お客様と大変近い距離での接客を行うことでニーズを超えたサービスを提供することができるし、お客様1人1人に「おもてなし」することは大変気づかいが必要であり、簡単なことではないため、先輩仲居さんの接客の仕方は大変勉強になりました。滞在中には人吉の町を周り、地域の暖かさ、人と人とのつながりの大切さなど、人間性を高めることもできたと思います。大変充実した時間を過ごすことができました。

 

▼受入先コメント

当旅館はスタッフが不足していることが切実な問題でもあります。その中で、この企画に参加して、周りからの反響もとてもいただきました。研修生と一緒に仕事をしていると旅館のスタッフたちも生き生きとし、教える楽しみも感じながら喜んでいるような感じがしました。この一週間は本当に、みんなで一緒に楽しくできたんじゃないかと思います。

離れる時はとてもさみしい想いもしたりしました。でも、きっと、人吉というところで感じた思いは、いつかあのお母さんがいる故郷のような実家のような場所があったな、という気持ちになってくれるだろうと私は信じています。またのチャンスがあったら是非またお越しくださいね 。

【報告レポート】田舎で心豊かに暮らすという選択肢(長崎県西海市)

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2021年10月、長崎県西海市大瀬戸町雪浦で「ムラ暮らしインターン」が開催されました。その様子を動画と写真でレポートいたします!

※ムラ暮らしインターンは、田舎暮らしや就農希望者に関心の高い方々に「農山・漁村を知ってもらう」ことで、将来的に農山漁村で農林水産業に就業するためのきっかけづくりを行うプロジェクトです。

 

▼動画で見る雪浦の「ムラ暮らしインターン」

 

▼“長崎県西海市大瀬戸町雪浦”ってこんなとこ

今回研修が行われた雪浦は角力灘に母子島、大角力を間近で見られ、大角力の穴をくぐったり、大角力越浮かぶしに沈む夕日を見たりと、他とは違う一味違ったクルージング体験ができます。また、サーフィンやSUP体験も人気。ビーチ近くのゆきのうらビーチストアでは施設や設備も充実しており、大人からお子様まで安心してご利用いただける場所となっています。

 

 

▼現地パートナー/「NPO法人雪浦あんばんね」

長崎県西海市大瀬戸町雪浦(ゆきのうら)で、地元を元気にしたい!と活動をしているNPO法人です。主な活動としては、交流事業、移住窓口、雪浦ウィーク、マルシェと健康教室、ゆきや、雪浦ゲストハウス森田屋の運営に取り組まれています。

 

▼研修内容

5か所に分かれ取り組んでいただきました。

 

▼参加者コメント

参加者の皆さんからはたくさんの感想をいただきました!
仕事の魅力、地域の魅力、一部ですがご紹介します。

【仕事の魅力】
・1人1人が地元の魅力が輝けるように、気概をもったお仕事への姿勢にインパクトを受けました。

・これまで就職は民間か行政かという二択だと思っていました。今回伺った西海クリエイディブカンパニーさんは、その中間の位置にあるように思えました。民間の瞬便さを持ちながら行政が担うような公共性の高い事を行っており、地域商社って良いな、自分が好きそうな仕事やな、と強く思いました。ただ、良い面ばかりが見えた気がするので、悪い面についても見させてもらえると良かったなと感じます。これから社会に出ていく上で、とても刺激を受けた研修でした。

【この地域の魅力】
・人のやさしさにあふれているところ。観光客だから、お手伝いにきてる人だから、もてなそうと力を入れているのではなく、そのまま自然に良いところも悪いところも率直に言ってくださる地域の方々のあたたかさ。

・移住者やUターン者が多く、とても驚きました。なぜ西海市雪浦に来るのか、正直バチっとはまるような答えは見つけられていません。ただ、仮説として思うのは、地域おこしをしようと旗を振っている人がいて、なんだか面白そうだと人が集まり、その事で移住者やUターン者が集まり、移住・Uターン情報が多いので、外からも来やすい環境ができているのではないでしょうか。ゲジゲジ初めて見ました。流れ星初めて見ました。都会では経験できない事を沢山経験出来て嬉しかったです。

・やはり地元の方々のユニークさが、こちらに移住又は、長く滞在したい気持ちになりました!

【全体的な感想・学べたこと】
・森田屋さんでカカオ豆からチョコレートを作る作業をし、最終日にマルシェでカカオを使ったお菓子を作って販売させて頂きました。1つの食材にじっくりと向き合い、作り上げ、出来上がっていく行程がとても興味深くて楽しかったです。自分には家族が居るので、こういった自然の環境の中でのびのびと子育てをしたいと思った。そして、子供に伝えたいと思った。

・私は地域創造学部でコミュニティや経済について勉強しています。ただ、実際に地域に足を運んだ事はあまりなく、そういった意味で今回の研修はとても貴重な体験でした。何よりも人との出会いが財産になりました。地域で暮らすというのはどういう事かが少し分かったように思います。

・「ふるさと、帰りたい場所、居場所」は、生まれ育った場所以外にも見出せることができると気付きました。その解のひとつが、雪浦でした。理想の夫婦像、家族の形を目撃したような気がします。子どもは欲しいと思わなかったけど、自然豊かでのんびりに、そのまんまの自分で生きれるところで母親になって守るべき存在をもちたいと思いました。

 

▼受入先コメント

研修に参加された方の中にパティシエの方がいらっしゃたおかげでカカオ豆を使ったケーキだけでなく、黒糖カカオという森田屋のオリジナル商品の開発が出来ました。

これまでにも「カカオ豆を使ってこんなのを作りたい」というアイデアはあったものの完成に向けてずっと苦労していた商品ですが、その方から「カカオココアパウダーをまぶしたらどうですか」という一言で商品化出来ました。ケーキの方も色々と手探りしながら、グルテンフリーのおからでチョコレートケーキを作ったり。もちろん、そのチョコレートもカカオ豆からチョコレートを作って。もともと、これらの商品はマルシェで出そうという話をしていたので、間に合うようにと言って、寝ずに悩んで頑張ってくれて。もうほんとに、助かりました。

人生いつも、こういう出会いというか、新しい人たちとの出会いがあるというのは嬉しいものですね。みんな、それぞれにつながって続いているっていうかね。私も機会があれば、雪浦に移住する手助けができればいいなと思いました。

【報告レポート】自然との付き合い方、暮らしを楽しむ知恵を習得する(佐賀県三瀬村)

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2021年11月、佐賀県三瀬村市で「ムラ暮らしインターン」が開催されました。その様子を動画と写真でレポートいたします!
※ムラ暮らしインターンは、田舎暮らしや就農希望者に関心の高い方々に「農山・漁村を知ってもらう」ことで、将来的に農山漁村で農林水産業に就業するためのきっかけづくりを行うプロジェクトです。

 

▼動画で見る三瀬村の「ムラ暮らしインターン」

 

▼“佐賀県三瀬村”ってこんなとこ

福岡市と佐賀市の県境にあり、標高400メートルに位置する三瀬村。県堺にある「三瀬トンネルとループ橋」を渡ると、目の前には田園風景が広がります。福岡市内から車で約1時間という交通アクセスの良さで、週末は豊かな自然とのんびりとした空気感を楽しみにたいと多くの方が訪れます。お蕎麦やフルーツ、隠れ家のようなカフェなど田舎を満喫するスポットも豊富です。

 

 

 

▼現地パートナー/「農家民宿 具座(ぐざ)」

研修先でもある農家民宿「具座」は三瀬村で人気の農家民宿。ご主人の藤瀬吉徳さんは代々続く農家で生まれ育ち、地元の役場勤めを早期退職した後、奥様のみどりさんと一緒に農家民宿を営みはじめました。藤瀬さんは農村を楽しむ達人!自然とのつきあい方、食の本来のあり方、人との絆など、都会では少し関係が見えなくなってきている大切なことを教えてくださいました。

 

▼研修内容

ここ、三瀬村では2回の研修が行われました。
1回目は11月上旬。裏山を活用した畑のキャンプ場整備やマウンテンバイクルートの整備などを行いながら、自然との付き合い方や暮らしを楽しむ智慧、人との絆など田舎暮らしの極意を学びました。
2回目は11月下旬に開催。食のプロフェッショナルでもある奥様のみどりさん指導のもと地元の食材を使った加工品づくり(味噌や柚子みそ)を学ぶ他、ブルーベリー園の整備やしいたけの原木を倒す作業なども行いながら、里山の豊かな食資源とその活用について学びました。

 

■研修内容(1回目)

■研修内容(2回目)

 

▼参加者コメント

参加者の皆さんからはたくさんの感想をいただきました!仕事の魅力、地域の魅力、一部ですがご紹介します。

・今回の研修で田舎暮らしの不安がいくつか解消できました。 まず「移住者はよそ者扱いされるのではないか」ということ。三瀬では村民の方々が迎えてくれる雰囲気があり、住民との集まりに集まる人たちも村出身の方ではなく移住者にも地域交流があり安心できました。 次に「仕事がなくやりたいことが制限されてしまうのではないか」ということ。でも実際はその逆で、移住者の皆さんはやりたいことを自分たちで行っていて輝いて見えました。みどりさんのように民宿をやりながら、みそ工房などの活動を自主的に行っていて、田舎の方がむしろ様々なやりたいことに挑戦できると感じました。 みどりさんのようにいつでもアンテナはりながら新しいことにも挑戦していける暮らしや環境にともて憧れました。

・地域の人々とのつながりが特に記憶に残っています。出身でない方々が三瀬村に移住をして地域に貢献されていること。そして移住者を迎え入れてくれる環境や機会があること。自然の中での生活は都会と違い不便な面はあるものの、人とのつながりが深かったり、自然の恩恵を受けながら自然に溶け込む生活は人間として豊かな生活が出来ると感じました。 都会の人も小さい頃から自然に触れる体験や、都会で仕事をしている人が少しの間だけでも、自然と触れ合い、地域の人と交流をすることで様々な生き方があると感じたり、リフレッシュが出来ると思いました。 受入先の具座の皆さんは本当に温かくて、この一週間は心も身体も健康になりました。

 

▼受入先コメント

私たちは民宿を運営してますが、コロナウイルスの影響でなかなか民宿に来れないお客さんが増えました。そこで新しく敷地内に「農家のキャンプ場」を整備して受け入れ始めています。ただ、私たちだけではまだまだ受分な整備が出来ていないので、今回は研修に参加される皆さんに手伝っていただくと同時に、田舎の魅力を感じ取ってもらえたらいいなあと思い、参加させていただきました。

ある日、看板作りをお願いしたのですが、これが一人一人の個性というか感性を生かした、とてもよい作業になりました。こういった体験を通じて、みなさんが生き生きとしながら元気になって頂いている様子が伺えて、本当にとても満足で嬉しく思っております。また、チャンスがあればできるだけ若い人たちに、この村の魅力を感じ取ってもらいたいですし、日常生活に戻った際は、ぜひ村の話もしてもらえたら嬉しいなと思ってます。

【報告レポート】海の見える段々畑で農家さんに学ぶ6泊7日間(和歌山県由良町)

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2021年11月、和歌山県由良町で「ムラ暮らしインターン」が開催されました。こちらでは、その様子を動画と写真でレポートいたします!

※ムラ暮らしインターンは、田舎暮らしや就農希望者に関心の高い方々に「農山・漁村を知ってもらう」ことで、将来的に農山漁村で農林水産業に就業するためのきっかけづくりを行うプロジェクトです。

 

▼動画で見る和歌山県由良町の「ムラ暮らしインターン」

 

▼“和歌山県由良町”ってこんなとこ

和歌山の西側に位置し「日本のエーゲ海」とも称される和歌山県立自然公園『白崎海洋公園』や、尺八や金山寺味噌が日本で最初に伝来された禅寺『興国寺』が有名な地域です。近年は、マグロの養殖で知られる近畿大学が、冬を代表する幻の高級魚「クエ」の養殖にも成功。地元の旅館では漁港直送の新鮮な『近大クエ』を使った料理も堪能できます。

 

 

▼現地パートナー/「数見農園」

みかんの収穫量日本一を誇る和歌山県。そんな“みかん王国”の中でも由良町は『ゆら早生』と『さつき八朔』の発祥の地とされています。今回の研修を受け入れてくれたのは「数見農園」さん。代表の数見隆一郎さんは7代目を継ぎ、地元の若手農家さんらと、使わなくなった農地を借り受けて整備し、新規で就農を希望する方の研修や体験の受入も積極に挑戦しています。

 

▼研修内容

数見農園での収穫体験の他、地元の農家さんの園地で肥料まきや袋掛け作業などを実践型で研修。その他、選果場見学や鳥獣被害現場の見学、農業テキスト・動画を用いた座学などを行いました。また役場の協力も得て、就農支援や移住支援などの説明を受ける外、現在地域おこし協力隊として農業振興に携わっている隊員からの活動報告もして頂きました。

 

▼参加者コメント

実際に参加された方にお聞きした仕事の魅力、地域の魅力について一部ですがご紹介します!

 

【仕事の魅力】

・農業に対して、地道で大変なイメージが大きかったですが、その奥にある栽培から収穫の過程を体験したことで、自分なりのこだわりをみかんに伝えられるんだなと思いました。

・各農家毎にそれぞれの考え方や価値観があり、協力しながら各々のやり方で仕事が出来ているところ。人がとてもあたたかくて優しい。どんなに魅力的なスポットや施設があっても結局人がよくなければその地域を好きになることはないので、その面でも由良は最高でした。

 

【地域の魅力】

・山、海、みかん、何よりも温かくて優しい由良の方々には大変惹かれました。根づいている温かさが残っているこの町はとっても素敵でした。

・空気のきれいな大自然の中、自分で決めたスケジュールで仕事を進められること。ひとりでもくもくと作業することも多いのでそれが向いている人にはとても良い環境だと思います。

 

【全体的な感想・学べたこと】

・実際に農家さんの想いを聞かせていただけて、一緒に作業ができるなんて、こんな貴重な体験はなかなかできないことだと思います。楽しい仲間と一緒に過ごせたことも、本当に楽しく有難いことです。人の温かさに感動して、途中から何か役に立ちたいとそのことばかり考えるようになってました。自分の中に眠っていた何かが動きはじめた気がします。やっぱり最後は”人”だなと改めて感じました。ありがとうございました。

・地域の人々とのコミュケーションはもちろん、一緒に働くメンバーとも仲良くなれ、自分のやってることを肯定してくれる人達ばかりだったのでそれがとても印象的だった。接する人がいいとその町を好きになるし、何かの役にたちたいと素直に思えました。たくさん宣伝したし、また遊びに来ます。

・由良町に来るまでは、名前も全く知らない地に滞在することが少々不安でもありましたが、地元の方や参加者の皆さんがとてもフレンドリーに接して下さり、穏やかな7日間を過ごすことができました。いつも美味しく食べているみかんを、何も考えずにむしゃむしゃと東京で消費していましたが、強い日差しの中で、様々なリスクと戦いながら肉体労働をしていらっしゃる農家の方々の姿勢を知り、みかんへのまなざしが変わりました。短い間でしたが、本当にありがとうございました。 

 

▼受入先コメント

時期的に収穫の作業が1日しか出来ませんでしたが、肥やりや袋掛け作業体験も経験してもらいました。参加者は年代も性別男女もバラバラ、肥やりに至っては急な斜面もあって若い女の子は難しいかなと思っていたけど、みんな問題なく出来、力がない子も二人一組になればできる作業だということも発見も出来ました。

受入れた研修生5名とはその後も皆と関係が続いており、1名は2月から町の地域おこし協力隊として着任することが決まりましたし、1名は今年の4月から農園で雇用することになりました。また参加された女子大学生からは東京のバイト先のケーキ屋さんを紹介してもらい、うちのみかんを使ったタルトを売ってもらい好評をいただいてます。他にも女子大学生が個人のブログ(note)で体験を書いてくれて、知り合いに「見たよ」と言ってもらったり。僕らの年代は、そういったメディアを活用して情報発信をしている人もいないので、若い方の力で知ってもらえるきっかけをつくってもらえたことにも感謝しています。